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ご講演

2008/12/9 首都大学東京 
秋葉原サテライトキャンパスセミナー  

〔会場:秋葉原ダイビル12F
     首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス〕


アキバテクノクラブでも何度かご紹介している首都大学秋葉原サテライトキャンパスセミナー、第4回の今回は、「先端技術がひらくメディアデザインの世界」をテーマに、首都大学でも比較的新しいコースである、システムデザイン学部 インダストリアルアートコースの先生方による講演が行われました。

■ 「Google Earth とSecond Life を活用した
  情報のビジュアライゼーション」
 システムデザイン学部 インダストリアルアートコース 
 准教授 渡邊英徳氏


 人間がものを考えたり、伝えたりする際に、実際みることのできない事象や、関係性をビジュアライゼーション(可視化)することは考えを共有するのに非常に有効な方法である、と昨今その重要性が増しているものです。これまでは、その作成や閲覧にスーパーコンピュータや、専用のソフトウェア環境が必要であったり、完成したビジュアライゼーションのデータが特定のプラットフォームでしか使えないためほかの用途に応用できない等、一般の人が使いこなせるようなものではありませんでした。けれども、Google EarthやSecond Lifeなどの普及版プラットフォームを使うことによって、ビジュアライゼーションは飛躍的に身近なものになってきました。
 たとえば、Google Earthを利用した事例では、地球上にNPOの活動状況をマッピングすることで、どのような地域で活動が行われているかがひと目でわかりますし、さらにズームすると、どのような土地柄なのか、またそこに現地の子供たちの写真などが付けられていると、数字では得られない実感をもって活動に共感できます。
 Second Lifeを使ったビジュアライゼーションでは、3次元の空間に情報をちりばめることによって、通常の検索ではスルーされがちな情報にも、空間を自在に飛び回っているかのような感覚でアクセスすることができ、情報の表示順序に拘束されないなどのメリットがあります。日本人のブラジル移住100年記念でのデザインでは、年毎の映像が空間に散りばめられ、アクセスすると過去の映像資料が表示されます。平板な画像も3D上だと空間にすることができます。
 渡邊先生にとってビジュアライズは、会ってみたくなる、行ってみたくなる、やってみたくなることがポイントなのだそうです。
Google Earth や Second Lifeを使ったビジュアライズ化で、新たな共感や感動が生まれそうですね。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

ご講演

■ 「建築設計用の純国産3次元CGソフトの開発と世界に向けての発信」   
  システムデザイン学部 インダストリアルアートコース 
  教授 笠原信一氏


 現在3次元CGによる設計分野での活用は、大企業のように設備や人材を擁しているところでしか使えないというデメリットがあります。
 そこで、小さなデザイン事務所でも使える設計検討用3次元CGソフトウェアを作り、フリーソフトとして、世界に発信しようというのが、笠原研究室のテーマです。また、日本のソフトウェア技術の育成に向け、純国産のソフトウェアを開発し、日本のソフトウェア技術の底上げをしようという狙いもあります。
 現在開発中の3次元CGソフトウェアは、素材の質感や、光の拡散をリアルに表現するための計算の高速化に注力。樹木など多くのデータを必要とする表現も、ビルボードのような軽いデータにしながら、影や回りこんだときの画像を立体的にみせる技術など独自の技術を盛り込み、格段に使いやすく、高速処理可能なものになっているとのことです。
 日本発のこの3次元CGソフトウェアがデザイン界の標準になるとすばらしいですね。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

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