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2009/2/5 はこだて未来大学 
プロジェクト学習 成果発表会&企業交流会 in 東京 

〔東京会場:秋葉原UDX2F アキバ・スクエア〕


 
■ 「プロジェクト学習」とは?
  

 はこだて未来大学の学部教育における取組が、平成18年度「特色のある大学教育支援プログラム」(文部科学省)に選ばれました。
 今回は、その取組の中心であるプロジェクト学習を広く社会に公表し、学外において学生によるプロジェクト学習の成果発表会の開催となりました。

 プロジェクト学習とは、10〜15名の学生および2〜3名の教員でひとつのプロジェクトを構成し、他大学・企業・地域社会と連携して、問題提起から問題解決までのプロセスを体験します。
  参加プロジェクトは、IT系のものからデザイン系のものまで多岐にわたり、16プロジェクトの発表がありました。

 9面マルチビジョンでも、大学での研究風景や中島学長のご挨拶などが映され、学内の様子をいいテンポで制作編集してあり、メディアを通じた発表の1つとなっていました。

発表会

■ 具体的なプロジェクト

 『インタラクティブ広告システムの改良試作と評価』
 これは、「本をめくる」という日常的に行う行為を利用したもので、ディスプレイの前を人が通ると、それを検知して画面上の本が数枚めくれる。画面の前に置かれた本(オブジェクト)をめくると、画面上の本もめくれるという仕組み。
 めくったページからは広告がでてきて、オブジェクトの本を閉じると検索画面に映り、画面のタッチパネルで検索したものを選ぶと、またオブジェクトの本を開くことにより内容を見ることができるというもの。
 将来的に普及が予想されるインタラクティブ性を伴った広告媒体を試作されたとのことで、昨年からのプロジェクトで残された課題や問題点をきちんと改善しているそうです。
 継続して洗練されたプロジェクトの実用化が楽しみですね。

 『モノを動かすソフトウェア-組み込みシステム開発技術の習得と応用』
 組み込みシステムでは、パソコンでの直接制御を行わずに、機器の内部にマイクロコンピューター(マイコン)という処理装置を搭載したボードを組み込みマイコンに機器の制御などを行わせるとのことで、身近なところでは、グラフィックプロセッサやCPUなどが組み込まれているカーナビや液晶ディスプレイやCPU、ベースバンドLSIなどが組み込まれている携帯などがあります。
 今回は、組み込みシステムをテーマに、ロボットの開発を簡単に行うためのプラットフォームの開発と、ドライバーの支援を目的とした画像処理による車型模型の制御という2つの課題に挑戦したそうです。
 こうした研究開発が世の中を便利にしてくれるのですね。

(写真をクリックいただくと、他のパネルがご覧いただけます)

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