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  第28回アキバテクノクラブ交流会を開催しました


湯島聖堂って?

斯文(しぶん)会理事長(写真)の石川忠久氏による、湯島聖堂の歴史講座は、まず“湯島天神とは全く違いますよ”からでした。湯島聖堂は孔子廟を祭った大変古いところです。その始まりは1632年といわれています。大成殿を始めとした建物のなかに学舎もあり、そこに昌平坂学問所を開設しました。
江戸時代、学問が大変盛んになってきます。幕府は率先して学問を推奨します。寛政の改革時には全国約300の藩に藩校ができました。士農工商の差こそあれ、学問によって生計を立てられるようになったのもこの頃からです。江戸時代といえば、文化交流が大変盛んな時代でした。実に国民の80%が「読み書き」が可能でした。これは欧米と比較すると高い数字です。
学問の源とも言える湯島聖堂。文部科学省、東京大学、東京教育大学(現:筑波大学)、お茶の水女子大学など数々「学」を司る元となっていると伺ったときにはとても驚きました。

(写真をクリックすると、メンバーの真剣な顔が・・・。)

大成殿見学

大成殿は、関東大震災にて焼失後、昭和10年に鉄筋コンクリート造にて再建され、寛政11年(1798年)当時の黒漆塗りを踏襲し、屋内外共に黒色エナメルペイント塗りで、屋根は入母屋造りとなっています。
日光東照宮など赤や緑を用いる中国様式の建造物が多い中で、黒を最初に選んだ松平定信は、やはり日本人の好みがわかっていたのでは、と石川理事長のご説明。
毎年4月第4日曜日の孔子祭にはお酒、生鯉、野菜などをお供えして孔子と儒学を顕彰されているとのことですが、ちなみに生鯉や夏みかんなどのお供えの品々は孔子の好物だった様です。

(写真をクリックするとお供えの様子がご覧いただけます)
新年会となりました

会の始めに“新年会ならではのお楽しみがあります”と宣伝したせいか、今回はいつにもまして大盛況!
産学コラボレーションのアキバテクノクラブならではの懇親会となりました。メンバーのつくば市さんからこだわりの「ハム」を、産総研産学官連携センターさんからは、「日本酒」をいただきました。
とても冬型の強い日でしたので、お酒の薫りとアルコールがカラダをほんのり暖めてくれたようでして、会話もホットに、お酒とその肴の消費はヒートアップしておりました。

(写真をクリックすると、差し入れ品もご覧頂けます)
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