『秋葉原の防犯』
万世橋警察署生活安全課長の舛屋警視より、アキバで働くメンバーの方々に対して、秋葉原の防犯の現状についてお話いただきました。
無差別殺傷事件については、捜査中でもあり、詳細は伺えませんでしたが、類似事件が起こっていて、すでに逮捕者も出ているとのこと。共通しているのはゲームは得意だが、仮想と現実の世界が混濁してしまうという一部のオタクの言動が怖い社会現象になりかねない状況であり、便利な情報化社会の中で心の問題が起こっていると指摘されました。
妹尾先生もトークセッションの中で、社会現象にも関わらず「アキバ系」と言われていることにも問題があると指摘。
また、不名誉なことに、警視庁生活安全部の「盛り場対策重点指定箇所」として、4箇所だった渋谷・新宿・池袋・六本木に秋葉原も加えられてしまったとのことです!
秋葉原でも今年7件起こっている振り込め詐欺など様々な犯罪が増える中で、自分たち自身が防犯力を身につけることはもちろん、犯罪者を監視して治安を維持することが求められているとのことですが、まさに自分は大丈夫と思うことが油断を招くのですね…。
最後に石原都知事の言葉で「治安は最大の福祉である」と締めくくられました。
(写真をクリックしていただくと、会場の様子がご覧いただけます)
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