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  第2回アキバテクノクラブオープンセミナー を開催しました。
       (共催:情報処理推進機構)


ご講演の様子

2011/5/19 第2回アキバテクノクラブオープンセミナー
            (未踏交流会)
 
 講師:中嶋 淳氏
(アーキタイプ株式会社 代表取締役/マネジングパートナー) 


■未踏卒業生の兄貴分 中嶋さんによる講演  


  平成23年度のアキバテクノクラブのオープンセミナーは情報処理推進機構と共催で、「未踏の卒業生が起業しようと考えた時に、VCより親身に相談に乗ってくれて、かつその事業性を認識した場合は出資にも応じてくれる良き兄貴」、としてすっかり有名人となったアーキタイプ株式会社の中嶋淳社長に登壇いただきました。

   中嶋社長は10年間の広告代理店、6年間のVC共同経営を経て、2007年にアーキタイプを設立し、現在は麻布十番の350平米のオフィスに、50名7社のベンチャー企業をインキュベーション中ということで、積極的に各ベンチャー企業の業務にも参画して、代表取締役というよりはマネジングパートナーとして活躍されていて未踏の卒業生の方々もお世話になっています。

  今回の講演ではご自身の実務体験を中心に話をされ、最後にシリコンバレーと日本のITベンチャーの環境に触れられ、「シリコンバレーにはITベンチャーを育成する様々な機能を果たす人達が集まっているが、日本では音楽業界に例えれば、ボーカルは沢山居るがスタジオミュージシャン&エンジニア&プロデューサが非常に少ない」ということで、その部分を自社で担っていきたいと結ばれました。
 
(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

ショートプレゼンテーション

■恒例のショートプレゼンテーション

  恒例のショートプレゼンテーションには、未踏ソフトの生みの親の竹内先生がエジプト滞在中のためエジプトからSkype参加、またIPAから藤江理事長も参加という豪華メンバーも揃い、ビール片手に熱い議論が繰り広げられました 。

 ショートプレゼンテーションに先だって、今回の震災に対してエンジニアとして何が出来るかということで、21・22日に全国数カ所でハッカソンを実施するので、スキルのある技術者はボランティアで是非とも参加してボランティアを通じてさらに技術力を挙げてほしいとの話がありました。

 続いてショートプレゼンテーションに移り、相部範夫氏(筑波大学産学リエゾン共同研究センター)によるフリーハードウエアとしてのFPGAボードの開発と普及方法について、小林卓夫氏(1X研究所)による知識処理分野における漢字を事例とした最近傍探索手法の開発について、山口陽平氏(有限会社来栖川電算)による情景画像から文字認識するWebサービスについて、下平和平氏(株式会社ReTeMo)による次世代プログラミング言語について、という順でプレゼンテーションが続き、質疑も含めると持ち時間オーバーの議論が続くとともに、エジプトの竹内先生からの質問もあって、酔っ払っていてはとても議論についていけない中身の濃い時間を共有することができました。


(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

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