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  2012年度第4回アキバテクノクラブオープンセミナーを開催しました
       (共催:情報処理推進機構)        


ご講演

2012/7/5 
2012年度第4回アキバテクノクラブオープンセミナー
        (未踏交流会)
 
 講師:曽山哲人氏
 (株式会社サイバーエージェント  取締役人事本部長)  
  テーマ: 「今、ネット業界ではどのような人が求められているのか」


■急成長企業を支える人事戦略とは・・・  


 今回の本年度第4回オープンセミナーは情報処理推進機構との共催による未踏交流会ということで、通算8回目の開催となりました。今回の講師はIT業界の超優良成長企業で、ダイビル8階に開発部隊が入居されている潟Tイバーエージェント取締役人事本部長の曽山哲人氏に、「今、ネット業界ではどのような人が求められているのか」というテーマで講演いただきました。
 また曽山氏はダイビル7階のデジタルハリウッド大学院の非常勤講師も兼任されているとのことで、アキバテクノクラブとは極めて縁のある方の講演となりました。

 (株)サイバーエージェントは曽山氏が入社された1999年当時は、社員20名・売上高約4億円といった規模が、現在では社員約2400名・売上高約1200億円といった規模にまで急成長し、業容もネット業界の広告代理店からスタートし、ブログなどのネット・メディアの提供サービスを経て、現在はアメーバビグといった独自技術を中核に会員数2000万人を擁するコミュニティに対して「ニュースにコメントしあうコメンテーター」とか「分からないことを教えあうテルミー」といった新しいサービスを提供する会社へと変貌を遂げてきたとのこと。
 その急成長を支えてきたのが急増する社員の人事管理ということで、信用(裁量・権限委譲)、連帯(ほめる、楽しさ、温かさ)、公正(人種、性別、学歴)といったキーワードから、「いかにすれば働きがいのある会社になれるのか」という視点から議論を繰り返し、様々な制度を策定してきたとのことです。
 具体的には「2年毎に取締役8名のうち2名が交代」で役員になることをキャリアパスの一つに位置付けたこと、「休んで5(ファイブ)」で遊休休暇を取りやすくしたこと、「2駅ルール」で会社に近くに住む社員を優遇したこと、など他社に例を見ないユニークな制度が沢山あり、21世紀の日本の優良企業の代表にふさわしいノウハウ満載の講演となりました。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)


ショートプレゼン&懇親会

■ 恒例のショートプレゼンテーションもモデルチェンジ

 ビールと万かつサンド片手に行われた恒例のショートプレゼンテーションは、BizMobile株式会社の西田圭介氏による企業が社内連絡用に配布したスマートフォンをリモート管理する「スマートフォン管理システム」についての発表があり、導入実績と活用状況、ビジネスモデル、競合他社の状況などの議論が行われました。今回の発表者は西田氏だけでしたが、その後は未踏の生みの親の竹内先生の指名で「最近君は何をやっているの???」という鋭い質問で、何人もの方が持参したパソコンを持ちだして、にわかプレゼンを開始することになり、まさに未踏交流会の面目躍如といったショートプレゼンテーションとなりました。次回以降はプレゼン方法にも未踏らしさが加わり、さらに新しくモデルチェンジされていくものと期待されます。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

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