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2008/7/4  首都大学東京 新技術説明会
〔会場:科学技術振興機構 JSTホール(市ヶ谷)〕


首都大学東京および科学技術振興機構の主催による新技術説明会が行われ、産学連携活動の紹介や都市環境科学研究科やシステムデザイン研究科などの発表がありました。

産学公連携センターからは、2大学1高専5キャンパスをマネージメントし、知財の創出や活用、産学公連携推進などの知の還元を行っていることなどが説明されました。

午前中は、バイオディーゼル燃料製造の相分離が従来数時間かかっていたところ10秒程度で完了する技術開発の発表や、人の動きをコンピュータが追跡して不審者の動きに近いものを検出し、自動で不審者を判別するシステムの発表がありました。この判別システムは、人の動きを定点観測し、頭や首、手、ひじの動きを点の動きとしてとらえ、その動きを画像処理するものです。手法については開発済みだが、実際の不審者動作のプロファイル収集や、認識精度の向上が実用化に向けた課題とのことです。

 

説明会

メンタルストレスは非接触診断で!

午後は、メッセージ交換・データ蓄積型のインターネットサービス構築技術(左写真)や、非接触メンタルストレス診断システムや、ナノファイバーを用いた新しい構造体の開発などについて発表がありました。
心電図等を用いずに心拍変動を測定してストレス状態がわかる?!これは、着衣のまま椅子に座り、背もたれの後ろ側にあるレーダーアンテナから照射されるマイクロ波の変化を算出し、ストレス状態の心拍数の変化を測定する装置を開発したものです。応用例としては、検疫所での有症者検知システムや、陸上自衛隊医学実験隊との共同研究で救急車内のバイタルサイン(心拍数・呼吸・血圧・体温等)測定システムなどがあるそうです。開発が進むことにより、2次感染の心配もなくなりますね。

(写真をクリック頂くと会場の様子がご覧いただけます)

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