2008/11/10 　「研究シーズ発表会2008」
〔会場：秋葉原ダイビル5Fカンファレンスフロア〕

主催：首都大学東京・科学技術振興機構
協賛：アキバテクノクラブ

■ 非公開型の発表会

　今回は、まだ発表していない最新の研究成果を含む、最先端基礎研究が発表されるため、非公開の発表会となりました。
分野としては、新素材・新技術、人と自然・健康の大きく２分野に分類され、テーマとしては能面を用いた心理検査の開発を行った「能面から探る人の心」や、キーワードマップをインタラクティブな情報可視化ツールとして開発した「WEBインテリジェンスとインタラクション」など、多岐にわたるものでした。
5Fカンファレンスフロアには、会議室や廊下に所狭しとパネルが並べられ、展示パネルを前に、活発な意見交換が行われていました。
　展示内容について詳細をお伝えできないことが残念ですが、共同研究のご検討などは、首都大学東京の産学公連携センター〔  http://www.tokyo-sangaku.jp/〕よりお問い合わせください。

■産学共同シーズイノベーション化事業

　今回の発表会は、（独）科学技術振興機構の「JST Innovation Bridge」の一環で、大学や公的機関等の基礎研究の中から、産業界の視点でイノベーションを創出する可能性のあるシーズ候補を探索していただくための産と学の出合いの「場」でもありました。
　本発表会によって、研究者と企業との新たな繋がりが生まれた場合は、（独）科学技術振興機構の「産学共同シーズイノベーション化事業」への応募をご検討下さい！　800万円の共同研究でイノベーション創出に挑戦いただき、優れた研究には2億円／4年度の研究支援があるとのことです。
　いろいろな支援策のもと優れた研究が事業化されて、私たちの生活向上につながる日が楽しみですね。