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報告会

2009/2/16 産業技術総合研究所 
第5回タスクフォース成果報告会

主催:独立行政法人産業技術総合研究所
     ベンチャー開発センター
〔会場:秋葉原ダイビル5F カンファレンスフロア〕


 
■ スタートアップ開発戦略タスクフォース
  

 ベンチャー開発センターでは、公的研究機関・大学等の研究成果である先端的な技術シーズの事業化プラットフォームとして「スタートアップ開発戦略タスクフォース」を提唱され、自らも自研究所内外の技術シーズを基にしたタスクフォースを累計で58件採択し、技術移転の促進や成長性の高いベンチャー企業の創出に取り組まれています。

  今回は、創業したばかりの産総研技術移転ベンチャーや創業を間近に予定しているタスクフォースについて、活動内容やビジネスプランが紹介されました。
  会場は多くの方で賑わい、パネル展示でも熱心な会話が交わされていました。
 プレゼンテーション後も会場からは多くの質問や意見が集まり、中には世界レベルでの活躍を期待されるコメントもありました。
(写真をクリックいただくとパネル展示の様子がご覧いただけます)

パネル展示

■ パネル展示

 各プレゼンテーションの間の10分間の休憩では、直前にご紹介のあったパネルの周辺がより詳細な説明を求める人で賑わいました。
 では、どんなタスクフォースが発表されたのか。
 たとえば「空中ロボット」は安心・安全・環境モニタ用で、トンネル検査ロボット、林業支援クレーンロボット、低中高度通信観測空中ロボット、成層圏観測通信ロボットなど全方位推進機を装備した高運動性能を持つ空中ロボットの開発を目指し、実際に壁面走行トンネル検査ロボットを開発されたとのことです。
 他にも、情報漏洩に耐性のあるデータ管理システムとして、私たちが安易に設定してしまいがちな短いパスワードについて、漏洩した情報と通信路を流れた情報を入手したとしても、オフラインでの全数探索によりパスワードを特定することを困難とする構造を世界に先駆け考案し、現在実用化に向けた応用システム開発を行っている実例などが発表されました。

 その他にも廃熱を電気に直接変換するシステムの開発など、安全で安心で環境にも優しいさまざまなシステムが発表され、関係者による活発な議論が交わされていました。すぐに役立ちそうなシステム開発が行われていることを実感し、その実用化が待ち遠しくなるような成果報告会でした。

(写真をクリックいただくと、他のパネルや会場の様子がご覧いただけます)

 
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