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2009/2/24  つくば市東京事務所
『第2回つくば産産学連携推進市inアキバ』

〔会場:秋葉原コンベンションホール〕


■ さらにパワーアップ?!

 好評を博した昨年の産産学連携推進市をさらにパワーアップした今年は、基調講演にロボットスーツ「HAL」の開発で知られる、筑波大教授でかつ大学発ベンチャー「サイバーダイン」社長も兼務されている山海嘉之社長が登場。
  領域にとらわれない技術開発の重要性と今後の人間支援のためのテクノロジー開発についての展望を語られました。
 その後、バイオ・江戸農業・高速原子間力顕微鏡など多岐にわたる分野の新技術の発表がありました。

 講演会場の隣のブースでは展示相談コーナーが設けられ、ノーベル物理学賞で一躍名をはせた「高エネルギー加速器研究機構」を含む28の研究機関等の展示が行われ、新技術の情報を求め、首都圏から多数の企業・関係者が熱心に技術者の説明を聞いていました

パネル展示

■地球環境研究センター

 空気中に出された二酸化炭素は海や、陸上の植物に吸収され、あとは空気中に残ることがわかっています。陸や海で吸収される二酸化炭素が、気候や、海域、植物の種類によって二酸化炭素の吸収能力にどれだけ変化があるのかを「観測」・「解析」するために国立環境研究所では様々な地域からデータを集めているのだそうです。

  その手段の一つとして、二酸化炭素濃度を採集・観測できる機器を開発し、企業の協力を得て民間機に搭載。様々な高度・空域・季節のデータを収集しており、海についても、同様に様々な海域のデータを、民間の船舶会社の協力を得て収集しています。これらのデータを用いて、二酸化炭素の広域の分布状況の解析に力を注いでいるとのコトでした。
 今後、地球温暖化対策のためにも、適切なデータに基づく予測は欠かせません。あなたの乗った飛行機や船舶が、二酸化炭素のデータ収集に一役かっているかもしれませんね。

(写真をクリックいただくとパネル展示の様子がご覧いただけます)

交流パーティ

■ 交流パーティー

 イベント終了後に行われたパーティーは、出展者をはじめとする関係者で賑わっており、今年、つくば市が自信をもって推奨するパンやお酒、菓子がところ狭しと並べられていました。

 なかでも福が来ると書いて「福来(ふくれ)」と読む「福来みかん」は、縁起物として喜ばれるそうですが、そのみかんを加工した、ジャムや饅頭、ヨーグルトは、つくば市のイチオシ商品として、好評を博しており、技術だけでなく、食の分野でも勢いのあるつくば市をアピールしていました。

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