2009/3/24 　産業技術総合研究所

サービス工学シンポジウム
「サービスイノベーションで持続型社会へ」

〔会場：秋葉原コンベンションホール〕

■ 基調講演＆パネルディスカッション

　3月24日（火）秋葉原ダイビル２Fのコンベンションホールで産業技術総合研究所主催のサービス工学シンポジウム「サービスイノベーションで持続型社会へ」が開催されました。
　 シンポジウムは、主催者挨拶、経済産業省・社会経済生産性本部の来賓挨拶の後、アキバテクノクラブメンバーである産総研の吉川理事長と三洋電機エコロジー研究所の小澤芳男氏による基調講演、モデレータとパネリスト5名による「サービスイノベーションで持続型社会へ」と題したパネルディスカッションが行われました。
　産総研では昨年サービス工学研究センターが開設され、サービスを研究するという気運が高まる中でのこのシンポジウムはまさにタイムリーな企画で、吉川理事長は製造業のビジネスモデルを事例として持続性の意味を明確にされ、そのモデルをサービス業にあてはめることで、サービス工学の位置づけをしっかりと定義されました。
　またパネルディスカッションの中では、我が国製造業で大成功を収めた生産性向上のノウハウを、サービスイノベーションという形でサービス業あるいはサービス分野での労働生産性の向上につなげていこうという熱い議論が交わされました。