2009/11/25〜28
■ 産業技術総合研究所発のタスクフォースが
『2009国際ロボット展』に出展
産業技術総合研究所ベンチャー開発センターでタスクフォース型創業を目指すメンバーが、11月25〜28日に東京ビッグサイトで開催されている「2009年国際ロボット展」に出展するとともに、26日のワークショップで知能システム研究部門の中坊研究員が、その概要を講演されました。
具体的には生活支援ロボットの実用化において、ロボットの安全性確保といった視点からの研究成果として生まれた分散制御系の中核ソフトウエアの「D3」の紹介と、その中心技術であるTTP通信を利用したプロトコルの長所および今後の国際安全規格化の戦略などが発表されました。
今回のこの発表は、今や世界に誇れる日本の数少ない最先端の科学技術であるロボット関連分野でいかに国際競争に勝っていくかという大きなチャレンジであり、アキバテクノクラブのアドバイザーである妹尾先生の近著「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか」で指摘されている日本の科学技術の展開力の弱点、この弱点からの反省を意識した新しい動きということで、大いに期待したいと思います。
(写真をクリックいただくと、ワークショップの様子がご覧いただけます)
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