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研究会

2009/12/7 産業技術総合研究所
 
■ アカデミックベンチャー研究プロジェクト
   第3回研究会が開催されました   


 2009年12月7日の18時30分から、秋葉原ダイビル11階の産総研大会議室において、アカデミックベンチャー研究プロジェクトの第3回討論会・研究会が開催されました。今回のテーマは「アメリカの大学発ベンチャー(1)、及びアメリカの主要ベンチャーキャピタルの戦略展開」と題して、産総研イノベーション推進室の木村行雄総括主幹が講演されました。
  出席者は大きくVCや金融系、ベンチャー経営者、大学産学連携関係者、行政といった分野から約40名がバランスよく出席しており、またアメリカにおいて実体験を積まれた方も多く、講師の講演とさらに深めていく活発な議論が巻き起こり、出席者一同有意義な時間を共有することができました。

 この研究会は日本における大学発ベンチャーも含む学術系ベンチャーに関する調査研究と議論を進めてきており、その議論の延長線上でマイクロソフトやデル、Yahoo、Googleなどに代表されるアメリカの急成長大企業と、それを生み出す環境や支援するプラットフォームなどを調査し、アメリカ型の現状の検討を実施し、特徴を明らかにする。それにより、現在苦戦している日本の大学・研究機関発ベンチャー及び、その創出システムに適切な示唆を与え、問題点の解決を試みるいう流れの中に位置付けられているようです。

  特に米国でのTLOが中心的にベンチャー育成の役割を担っている点、育成プログラムについては特徴的なプログラムを有するユタ大学や特別なプログラムを持たないカリフォルニア大など、VCの投資戦略と海外展開と大学発ベンチャーへの対応、など興味深い調査結果が発表されました。

 次回は来年1月29日に懇親会も含んで開催するとのことなので、今回以上に盛り上がった議論が展開されることでしょう。

(写真をクリックいただくと、研究会の様子がご覧いただけます)

 
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