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2010/1/29 産業技術総合研究所  
 
『アカデミックベンチャー研究プロジェクト第四回研究会討論会』 
〔秋葉原ダイビル11F 産総研東京本部大会議室〕


 2010年1月29日(金)15時半から、産総研東京本部11階大会議室におきまして、「産総研アカデミックベンチャー研究プロジェクト第四回研究会討論会」が開催されました。今回はこれまでの3回の発表の集約及び、前回好評であったアメリカ大学発事例の東部大学編を発表させていただきました。

 発表者は本プロジェクトを主宰させていただいた木村行雄(産総研イノベーション推進室)及び、アメリカ東部編は大塚時雄氏(秀明大学英語情報学部専任講師)による発表と討議が行われました。
 当日は、ベンチャーキャピタルの担当者、官庁、ベンチャー支援団体、大学研究者等、約20名参加し、さらにアキバテクノクラブにおいて懇親会も実施しました。

 これまで3回にわたる討議の最終編として、日本における大学発ベンチャーの現状を明らかにすると共に、今回は「私立大学」のベンチャー創出例と大学経営についての観点からの発表が行われました。
 また、米国東部の有力事例であるコロンビア大学、カーネギーメロン大学、イリノイ大学の実例を挙げ、その中で行われている取り組みについての発表を行いました。

今回の議論点でもあり、毎回のテーマとなっている事項として
・「企業に対する」文科系と理科系の認識の違い(特に科学技術と産業振興への認識)
・上記から来る「アカデミックベンチャー」の定義に対する関係者の意識のずれが議論の中でも顕在化しており、今後のこのテーマにおける最大の検討課題であると共に、このテーマの成功のためにはやはり「成功する企業」作りの解決を改めてどのように行うか、問われていることが明らかになりました。

 懇親会には、20名ほどの方が出席なさいました。
内藤理氏(日本ファインセラミック協会専務理事、
元・経済産業省、元・産総研ベンチャー開発戦略研究センター次長)による乾杯の音頭の後、幅の広い関係の方々による懇親が行われました。
筑波大学関係者からのイベント紹介なども行われ、
産学官の垣根を越えた交流が実施されました。

 次年度は筑波地区のイノベーション、企業作りに向け、改めてプロジェクトを再編していくことを表明させていただきました。また、多くの方々との議論を活発に実施し、これらの課題を解決していきたいと考えております。

 4回にわたり、ご参加いただいた方、本当にありがとうございました。
そして今回の懇親会ではアキバテクノクラブの方々に本当にお世話になり、誠にありがとうございました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
          (文責:産業技術総合研究所 木村氏)

 

 

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