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2010/2/16  つくば市東京事務所
『第3回つくば産産学連携推進市inアキバ』

会場:秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2F)


■ 「試せる場つくば」

 2月16日(火)秋葉原ダイビル2階コンベンションホールにおいて アキバテクノクラブメンバーである、つくば市主催の「第3回つくば産産学連携促進市inアキバ」が開催されました。今年は「試せる場つくば」をテーマに掲げ、多くの研究機関を抱える街「つくば」ならではの魅力を様々な形でアピールしていました。

ホール奥で行われたステージプログラムでは主催者挨拶に続き、東京都からのメッセージがあり、「つくばとの産学連携への期待と東京都の広域産業交流の取り組み」と題して都が進める産業交流拠点や産業支援拠点の整備事業の紹介や、つくば市、神奈川県、埼玉県との各地域の特色を活かした産学・産産連携への期待が語られました。

引き続き行われた「チャレンジ講演会」では、筑波大学の油田信一教授による「つくばチャレンジ:ロボット技術開発のための公開参加による自律移動ロボットの市街地走行実験」、産業技術総合研究所の比留川研究部門長よる「『生活支援ロボット』の安全研究拠点を目指して」の2講演が行われました。

(写真をクリックいただくと東京都のメッセージの様子がご覧いただけます)

ご講演

■「つくばチャレンジ」 (筑波大学教授 油田信一氏)

 将来その実現が期待されるサービスロボットの開発では、出来るだけ現場で実際に動かし、検証をすることが重要であることからこの「つくばチャレンジ」が始まりました。
「つくばチャレンジ」は、人々が生活している空間の中で、ロボットが自律的に行動する為の技術の追求を目的とした「実世界ロボットチャレンジ」であり、企業や大学の研究室あるいは、個人など様々なグループが参加しています。それぞれが、独自に技術開発を行い、「つくば」で技術を試し、さらに技術を他人にみせあうことで互いに経験と技術を共有することができる場になっています。
落ち葉や、太陽光による影など人間にとってなんでもないことがロボットのセンサーを惑わせたりするので、現場での経験と実験の積み重ねが重要です。実際に『実世界』を「試せる」この「つくばチャレンジ」、新しい技術の実証実験に積極的な「つくば」で更なる経験を重ねていってもらいたいと思います。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

展示

■ 展示

 会場の半分では「産業支援コーナー」「オープンファシリティ相談コーナー」「社会実験・実証実験コーナー」のパネル展示が行われ、「試せる場つくば」として、つくば市にある大学や研究所の利用可能な設備や施設の紹介や、市街地を使って行われる実証実験が紹介されていました。
 ロボットのまち「つくば」らしく、マイクロモビリティやマイクロマウスなどのデモも行われ、来場者の注目を集めていました。

「オープンファシリティ」や市街地を使った実証実験など、つくば市のもつポテンシャルを大いにアピールするイベントとなりました。

(写真をクリックいただくと展示の様子がご覧いただけます)

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