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展示の様子

2010/9/29〜10/1 
首都大学東京/筑波大学/東京大学/
             産業技術総合研究所参加イベント

 「イノベーションジャパン2010〜大学見本市」
       〜産学を繋げる場〜


日時: 2010年9月29日〜10月1日 
会場: 東京国際フォーラム
   
 
 2010年9月29日から10月1日の3日間、東京有楽町の東京国際フォーラムにて、イノベーションジャパンが開催されました。
 本催しは大学発の最先端技術シーズを産業界とマッチングすることを目的に毎年開催されています。
展示会場では「環境」「新エネルギー・省エネルギー」「アグリ・バイオ」「医療・健康」「ナノテクノロジー」「材料」「ものづくり」「IT」の8分野にゾーンをわけ、410以上のシーズの展示や、200を超えるプレゼンテーションが行われました。
 アキバテクノクラブメンバーからは、首都大学東京、筑波大学、東京大学、産総研ベンチャー開発センターが出展。旧メンバーからも公立はこだて未来大学や、明治大学、東京電機大学から多数、出展されていました。

 今年、展示数が多かったのは医療・健康分野でした。アキバテクノクラブのメンバーである首都大学東京からも「心拍ゆらぎから自律神経関与の危険性を判定する計算」「放射線によるがん治療法の治療計画検証システムの開発」の2プロジェクトが、筑波大学からは「早足歩行可能な歩行リハビリテーションシステム」が出展されており、医療・健康分野における新技術の開発への期待の高さを伺わせました。

 IT分野ではアキバテクノクラブも参加した「まち・インディケータ」プロジェクトのUDX2階アキバスクエアでの実証実験に参加した中央大学梅田研究室の「差分ステレオを用いた複数人物の検出・追跡技術」や、秋葉原ダイビル13階に設置されていたユビキタスネットワークのPRルームで研究されていた東京大学川原研究室による「電波を動作エネルギーとして用いる低コストセンシングシステム」などの展示が行われていました。
 また、地域伝統産業に新しいデザインや新素材を加えるなどして、伝統産業の新しい活用を目指す展示や、小学校の新たな"ものづくり"教育プログラムへの取り組みなどユニークな展示も目をひきました。どの分野の展示も取り扱う研究が多岐にわたっており、あらゆる分野の研究室が、その成果を世に出していこうとする流れを感じます。
 
すっかり定着しつつある大学見本市。新たな出会いが今年も確実に生まれる、そんな期待が持てるイノベーションジャパン2010でした。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

 
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