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ご講演 

2011/3/18  新ケミカル商事株式会社
定期講演
『ヒット商品と産学連携の新しい提案』

日時: 2011年3月14日(月)16:00〜19:15 
                  (懇親会19:15〜)
会場:秋葉原ダイビル5Fカンファレンス 5C会議室


■ 基調講演「ヒット商品と産学連携の新しい提案」

 昨年秋葉原ダイビル8階に産学連携フロア入居されATCメンバーとなられた新ケミカル商事は、産学連携の結果生まれた成果の商品化および販売支援に寄与するために、標記の講演会を企画され、アキバテクノクラブも共催ということで参加させていただき、オープンなセミナーということでアキバテクノクラブメンバーも参加しての開催となりました。

 基調講演は、九州工業大学ヒューマンライフIT開発センターの佐藤寧教授による「ヒット商品と産学連携の新しい提案」というテーマでの講演となりました。ヒット商品を生み出すためには継続していくことが大切で、その継続の中からヒットが生まれるのであって、ある方程式に従ってヒット商品が突然生まれることはない、と強調されました。また重要な項目として、アイディアの量、女性の登用、ユーザ志向を挙げられ、トップや上司の意見は参考程度として、女性とユーザと若い社員に期待するべきであるとも述べられました。特に、iPodとウォークマンに見るSONYとアップル社の違いなど、具体例を交えて上記の重要な項目における差異を、分かりやすく解説されました。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)

ご講演および懇親会の様子

■ 特別講演「生分解樹脂の現状とその将来性」、
        「エポック・メーキングの年(新時代を開く)」

  
特別講演は、大神薬化株式会社東京営業所所長の小川浩記氏による「生分解樹脂の現状とその将来性」と題した講演と、自由民主党副幹事長で衆議院議員の石田真敏先生による「エポック・メーキングの年(新時代を開く)」と題した講演が行われました。

    小川講師は、生分解樹脂を使用したボールペンを受付で配布し、コンビニやスーパーで販売されている食料品を載せているトレイの多くは同社の製品であるバイオポリマーを中間財として使用しており、エコという観点から見ても注目を集めているとのことであった。また石田講師からは、政治家という立場から、日本の一般会計の歳出が歳入を大幅に上回っている原因が、社会保障関係費の増加に伴う公債残高が急増していることを憂慮され、予算編成の根本的みなおしが行われないと日本の財政は破たんするとの警鐘を鳴らされました。またこれは時代の大きな変わり目であり、明治維新、第2次世界大戦、そして現在ということで重ね合わせると、次になにが起こるのかも見えてくるといった、ご自身の歴史観も披露されました。

    講演後には、新ケミカル商事の上田哲則社長から、長年培ってきた販売チャンネルを最大限に活用して産学連携にも寄与していく旨と、その為にもこのような講演会を定例的に開催していくことを表明されました。そして講師を囲んだ懇親会も行われ、震災直後ではありましたが参加者は日本の復興のために何をするべきかを熱く語り合う懇親会となりました。

(写真をクリックいただくとご講演および懇親会の様子がご覧いただけます)

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