■ 特別講演「生分解樹脂の現状とその将来性」、
「エポック・メーキングの年(新時代を開く)」
特別講演は、大神薬化株式会社東京営業所所長の小川浩記氏による「生分解樹脂の現状とその将来性」と題した講演と、自由民主党副幹事長で衆議院議員の石田真敏先生による「エポック・メーキングの年(新時代を開く)」と題した講演が行われました。
小川講師は、生分解樹脂を使用したボールペンを受付で配布し、コンビニやスーパーで販売されている食料品を載せているトレイの多くは同社の製品であるバイオポリマーを中間財として使用しており、エコという観点から見ても注目を集めているとのことであった。また石田講師からは、政治家という立場から、日本の一般会計の歳出が歳入を大幅に上回っている原因が、社会保障関係費の増加に伴う公債残高が急増していることを憂慮され、予算編成の根本的みなおしが行われないと日本の財政は破たんするとの警鐘を鳴らされました。またこれは時代の大きな変わり目であり、明治維新、第2次世界大戦、そして現在ということで重ね合わせると、次になにが起こるのかも見えてくるといった、ご自身の歴史観も披露されました。
講演後には、新ケミカル商事の上田哲則社長から、長年培ってきた販売チャンネルを最大限に活用して産学連携にも寄与していく旨と、その為にもこのような講演会を定例的に開催していくことを表明されました。そして講師を囲んだ懇親会も行われ、震災直後ではありましたが参加者は日本の復興のために何をするべきかを熱く語り合う懇親会となりました。
(写真をクリックいただくとご講演および懇親会の様子がご覧いただけます)
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