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ご講演 

2011/4/15  

『TECLOSION 2011 SPRING』

日時: 2011年4月15日(金)11:00〜20:00 
                 
会場:UDXギャラリー



 日本だけでなくアジアから新しい産業の流れを起こすため、スタートアップ企業が生まれる潮流を応援するイベント、TECLOSION(=「Technology:技術」+Eclosion:孵化」)が、DESIGN IT! LLC主催、ATC事務局等も協力の下、4月15日に秋葉原UDXギャラリーで開催されました。

 DESIGN IT! LLCファウンダーの篠原稔和氏による、「もう一度日本から、アジアからスタートアップを生み出したい」というオープニングメッセージに続き、キーノートセッションとして、潟~クシィ代表取締役社長の笠原健治氏、GMOインターネット椛纒\取締役会長兼社長の熊谷正寿氏、NHN Japan椛纒\取締役社長の森川亮氏と、インターネット業界を代表する各氏に登壇いただき、成功につながる経営哲学や震災時での経営判断について貴重なお話をいただきました。
 
 更に、「Evernote創業者が語るシリコンバレーと起業」をテーマとする、Evernote Corporation CEOのフィル・リービン氏によるキーノートスピーチへと進み、クラウド等のインターネットサービス・インフラが整っている現在は、「最高の製品」を持つスタートアップ企業が勝つ可能性が高い時期にあることや、起業は「世界を変える」という強い信念の下でなければ成功しないことを熱く語っていただきました。

(写真をクリックいただくとご講演の様子がご覧いただけます)


  
午後のキーノートセッションでは、「日本のベンチャーキャピタリスト・エンジェルのビジョン」と題し、グロービス・キャピタル・パートナーズ プリンシパルの今野穣氏、小澤総合研究所 所長の小澤隆生氏、インフィニティ・ベンチャーパートナーズLLP 共同代表パートナーの小林雅氏、クロノスファンドパートナーでEast Ventures Managing Partner ネットエイジアドバイザーの松山太河氏に登壇いただき、TechCrunch Japan編集長の西田隆一氏によるモデレーションの下、日本のスタートアップに対する投資環境や投資をしたくなるスタートアップについて、各氏各様の持論を展開いただきました。

表彰式


 
そして、いよいよ117社のエントリー企業から選定されたスタートアップ企業15社によるプロダクト・プレゼンテーション、スタートアップバトルが、並居る審査員と約300名の聴衆を前に繰り広げられました。限られた時間の中で、スマートフォンアプリの最新作を中心とする各プレゼンテーターの刺激的な数々の提案に、こんなサービスがあると楽しそう!と、思わずうなりたくなる瞬間を味わうことができました。
 最終審査を経て選定された最優秀賞は、Wondershake。これは、 Facebookの「いいね!」のようなユーザーの「嗜好性」情報を、位置情報に関連付けることで、複数のユーザーを現実世界の中で結びつける、位置対応のiPhoneアプリケーションです。例えば、レストランユーザーの関心を視覚化されたツールを通してスキャンすることで、他の手段では知り合いになれなかった人たちとの会話を楽しむことができます。その他、入選製品として、仮想化ネットワーキングプラットホームのMidonet、twitterを利用する物々交換サービスのLivlis、デジタル家計簿のzaim、MAC用ビデオ編集ソフトのMoSoが選定されました。

(写真をクリックいただくと表彰式の様子がご覧いただけます)

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