2012/3/13 つくば市 他
『つくばロボットフォーラム2012
〜テクノロジーで笑顔になる社会づくりへ〜』
会場:秋葉原コンベンションホール(秋葉原ダイビル2F)
主催:つくば市、ロボット特区実証実験推進協議会、
つくば技術開発クラブ
「つくばロボットフォーラム2012」が3月13日に開催されました。つくば市の市原市長と内閣官房地域活性化統合事務局の佐竹参事官の挨拶に続いて、基調講演はあのフェラーリの設計者としてまた最近では南部鉄瓶のデザイナーとしても有名なKEN OKUYAMA DESIGN事務所代表の奥山清行氏による「『ものづくり』から『ことづくり』へ」と題した講演がありました。講演はエネルギッシュな奥山氏らしく、様々な事例を通じて21世紀という時代背景のなかで工業デザインも単に「コモディティ商品をデザインする」だけでなく「消費者のライフスタイルをデザインする」、「消費者のエクスペリエンスをデザインする」という方向に変革しており、日本のものづくりもこの背景を理解しない限り、凋落傾向は改善されないであろうと苦言を呈された。
引き続き「平成23年度モビリティロボット特区実験報告と今後の展開について」と題して、つくば市と実験参加企業(セグウェイジャパン、日立製作所、産業技術総合研究所)から報告が行われた。また「ロボットによる新しい社会システムづくりを目指して」というパネルディスカッションでは、前産総研産官学連携センターで現つくば市理事の森和男氏をモデレーターと有識者4名による明るい未来を予見させる議論が行われました。
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