2014/2/18 公立はこだて未来大学
日時:2014年2月18日(火) 12:30〜15:00
会場:アキバ・スクエア(秋葉原UDX)
プロジェクト学習発表会in東京
プロジェクト学習は、3年次に全員が参加する、公立はこだて未来大学の特色ともいえるカリキュラムで、いくつかのテーマの中から自分の興味に従ってテーマを選択し、1年間かけて担当教員とグループの仲間とともに問題提起から解決までのプロセスを体験します。
テーマはロボットから教育や医療、観光など多岐にわたり、学生はそれぞれの現場で担当者とのディスカッションを重ね、より良いものを作り上げていきます。
教育をテーマに取り上げたプロジェクト「アニメ・デ・エデュケーション」では、ウガンダの小学生の卒業試験の内容を楽しく学べるようアニメーションを作成し、提供していました。アニメーションを作成するにあたり、ウガンダを訪問し、こどもたちの意見を生かしたストーリー作りを行ったり、現地の生活状況にあった表現方法を工夫するなど、単なる教育プログラムの作成に終わることなく、受け手の環境に寄り添った内容になっていました。このほかにも、はこだてのまち作りに一役買うイベント検索ツールの開発や、脳波を利用したコミュニュケーションツールの開発、やわらかさを感じる筋電義手の開発、移動プラネタリウムの制作、ご当地ゆるキャラのデザインなど、どのテーマも問題解決のためには様々な知識やノウハウを必要とするものばかりです。このプロジェクト学習を通じて学生は多くのものを得たことでしょう。
多くの企業関係者が訪れた今回のプロジェクト発表会、学生たちの熱心なプレゼンテーションに聞き入る様子が会場のあちらこちらで見られました。
また来年の学習発表会ではさらにパワーアップした成果が期待できそうです。
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