■ 全国農業女子交流会2023
マルシェの後は、出店した農業女子たちによる交流会が秋葉原ダイビル5Fで行われました。
最初に「オープニングトーク」として…
「つなぐ次世代へ農業女子PJ」と題して、農林水産省農村振興局農村政策部長の佐藤一絵氏にご登壇いただきました。「農業女子」の活動を立ち上げて10年間の歩みを振り返りながら、そろそろ女子を外して活動したいところでしたが、まだその域には達していない状態であること、食料・農業・農村基本法のなかで女性が自らの意思によって、農業経営及び関連する活動に普通に参画できる機会を増やすためにも、農業女子プロジェクトをみんなで活性化していきたいと語られました。
次に「農業女子妄想会議」として…
女性農業者コミュニティ「roughly」(ラフリー)のファシリテーター森田舞氏による会議の進め方のレクチャーがあり、グループに分かれて、「夢」ではなく「妄想」を語る会がスタートしました。農業女子たちがプロジェクト研修後に地元に戻って数年後の現在、理想と現実のはざまの中でもう一度原点に戻って自分はなにをしたいかを妄想し同じ仲間とその妄想をぶつけ合うことで、次世代につなげていこうというグループディスカッションがおこなわれ、どのグループもかなり盛り上がり、次なる「自由交流会」でのスムーズな会話につながる会議となりました。
最後に自由交流会として…
「妄想会議」での熱気をそのままに、産学交流ゾーンでの交流会が始まりました。農業女子の皆さんは、各地域で行われるマルシェや研修会などを通じて相互に面識のある方々がほとんどで、その農業女子が生産し持参した野菜などがそのうまみを引き出す形で調理された料理とさらにビールや焼酎も加わることで大いに盛り上がり、「農業女子」のパワフルさに圧倒されながら、これからの農業を支えていく新しいネットワークが育まれていることを強く感じる交流会となりました。
(写真をクリックいただくと講演及び交流会の様子がご覧いただけます)
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