アキバテクノクラブ
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  第27回アキバテクノクラブ交流会を開催しました
  (共催:秋葉原先端技術実証フィールド推進協議会)


楽しくて怖い話?

街中もなんだかせわしなく映る師走。来年の足音も確実に聞こえています。アキバテクノクラブの2007年は「インターネット社会」にひそむ“光”と“陰”に焦点を当て、締めることになりました。「インターネット社会とリアル社会の『接点』とは?」を命題に楽しく怖い話が次々と展開されていきました。
最初にインターネット協会ホットラインセンターの宮崎氏からは、 インターネットによって新たに起こった問題、元来持ちうる問題、ネットの普及によって増長してしまった問題について、お話いただきました。ネット上に掲載される有害情報と違法情報の違いなど、微妙な解釈の上になりたっていることがわかりました。「実社会では落書き程度のものがインターネット社会では思わぬ反響となってしまう」ことを肝に銘じたいものです。
次にニフティ(株)ブログサイト「ココログ」の開発チームから田代氏より、ブログから展開するグローバルなネット社会についてお話いただきました。アメリカの9.11をきっかけに情報共有を比較的容易にできるブログは急速に普及していきました。ブログを通じて世界的なコミュニケーションが可能であるという、ちょっと面白い一面を見せていただきました。

ディスカッションでは

ブログのユーザーは現在1000万を越えているとも言われています。それだけ手軽に始められるのがこの数字からもわかりますが、それ故に注意しなくてはいけない点がたくさんあります。犯罪を擁護してしまったり、自らが犯罪に手を染めてしまったりと問題は尽きないようです。インターネットサイトでも詐欺問題が後を絶ちません。ネットもブログもユーザー層が老若男女に浸透したことで、あらゆる対象をねらった犯罪が横行してしまうということです。「手軽・手頃」という利点は時として「悪用」される。まさにバーチャルの世界がなせる業なのかもしれません。

(クリックしていただくと、パネルディスカッションの様子がご覧いただけます)
今の私たちができることは

懇親会は、今年最後の交流会ということもあり、忘年会も兼ねて行いました。
参加者によるPRタイムでは、講師のお二人にも「ひとこと」いただきました。その中で、大人は子供の鏡であることを忘れてはいけない(宮崎氏)ということ、 ネットの社会はリアルな社会の鏡である(田代氏)というのが印象的でした。

2007年はみなさんにとってどんな年でしたか?良かった人もそうでなかった人も来年がよい一年でありますように!お疲れさまでした。
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