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  アキバテクノクラブ「レビュー&プロモーション2009」を開催致しました!

■当日プログラム■
当日のプログラムをご参照いただきながらご覧ください

オープニングセッション

◆オープニングセッション

アキバテクノクラブの活動に期待!


 始めに主催者を代表して東京大学大学院情報理工学系研究科の石川教授より開会の辞として、アキバテクノクラブは交流段階から知識と知能を集約して成果を生み出す展開段階となることを期待しているという産学連携推進の経験を踏まえたお話に始まり、総務省、文部科学省、経済産業省、観光庁の各省庁よりご来賓のご挨拶を頂戴しました。
 ICTの世界最先端都市アキバに対する期待、この不況を新しい産業を興すチャンスと捉え楽しくかつ厳しく活動するべきアキバテクノクラブへの期待、産学連携によるイノベーション創出への期待、観光立国の中でアキバの地域性への期待など様々な期待が寄せられました。
  今後のアキバテクノクラブのアキバならではの展開もますます目が離せません。

【写真をクリックしていただくとご挨拶の様子がご覧いただけます】

アキバ学

◆アキバ学序説

アキバ学、発祥の日

 実行委員長である妹尾先生から「アキバ学序説」と題し、その後の各パネルディスカッションへと続く前段として、アキバはイノベーションを創出する場と機会を提供する可能性の宝庫であることが説明されました。
  アキバは元々電気街としてその名を轟かせ、その後パソコン、IT、デジタルコンテンツ、サブカルチャーの先端地として世の中のトレンドを牽引しています。
  このようなアキバの多様性、底知れぬ魅力がどこから生まれてくるのかを、人文社会学、科学、地理学などのあらゆる面から、アキバを愛する自称他称の専門家の方の手によって浮き彫りにしていく分野横断的、かつ野心的な学問体系「アキバ学」が本日発祥したのです。

【写真をクリックしていただくと講演の様子がご覧いただけます】

トークセッション
◆テツからテクへ 「テクノロジストの聖地」アキバ

テツの魂はテクへとつながる


 少年時代に鉄道が放つ魅力の虜となった「テツ」の魂が、最先端技術を操る「テク」マインドへどう繋がるか。
  グリッドコンピューティング研究の世界的権威である産総研の関口智嗣氏は、鉄道システムに見出せる整合美が、コンピューティングシステムを模索する上でも深層部分で繋がると説く。
  また、最先端の情報ネットワークサービスを提供するNTTコムテクノロジーを率いる遊佐洋氏は、蒸気機関車の接合システムや複雑な軌道ポイントに宿る「情感」が、現在のシステム開発に少なからず影響を及ぼしている事を、数々の貴重なスライドと共に熱く語る。
  こうした熱き「テツ」の魂は、「テクノロジストの聖地」アキバの原動力とも言える。

【写真をクリックしていただくとトークセッションの様子がご覧いただけます】
トークセッション
◆パソコンからパソロボへ 「ロボット先駆者の聖地」アキバ

マイロボットを生み育てる日を夢見て


 パソロボ=パーソナル・ロボットをキーワードに展開された本セッション。アキバで廉価版ホビーロボットを開発販売中の近藤科学を率いる近藤博俊氏がパソロボマーケットの現状を披露すると、空想世界で夢のロボットを生み出すSFマガジン編集長の清水直樹氏はファンタジーのマーケットに対する影響を語る。
 一方で、ロボットに意識を吹き込む鏡像認知理論を研究している明治大学理工学部教授の武野純一氏、行動学習するロボットの可能性を開拓しつつある理化学研究所チームリーダーの谷淳氏は、最先端のロボット技術研究が、すでに人の心を模する域にまで達している事を説く。
  アキバでマイロボットを生み育てる日も、もはや夢ではない。

【写真をクリックしていただくとトークセッションの様子がご覧いただけます】
トークセッション
◆アナコンからデジコンへ 「デジタルコンテンツの聖地」アキバ

デジタルコンテンツの明るい展望に向けて!


 映画・テレビ・DVDなどを通じて私達の生活に深く関わりのあるデジタルコンテンツ。このセッションにおいてはこの分野の第一人者を招き、デジタルコンテンツ開発を取り巻く環境と今後の展望についての議論が行われました。
  昨今のインターネットの普及、テレビのデジタル化、デジタルコンテンツの不足など環境が大きく変化する中で、この世界をリードする人にはデジタル系の技術者的センスと、クリエータとしてのひらめきや構想力といったセンスも要求されます。
  さらにビジネスモデルの確立されていない業界ということでは、ビジネスセンスや経営者としてのマインドも必要という議論が熱く展開されました。今後アキバはデジタルコンテンツの聖地として益々発展することを確信した60分でした。

【写真をクリックしていただくとトークセッションの様子がご覧いただけます】
トークセッション
◆アキバッパラからアキバへ 「江戸っ子気質のまち」アキバ

江戸っ子気質がアキバポテンシャルの素地


 最後のセッションは、アキバの本来の姿は「江戸っ子のまち」であるとの趣旨のもとトークセッションが行われました。
 江戸っ子の「好奇心旺盛・新しい物好き・意地っ張り」が、まさにアキバの多彩な品揃えや集積となり、実証実験(最先端!)への協力、「いいものはいい」として軸がゆるがない(プロのまち)などに現れているという話。
  江戸の町は『まちづくり』の為に全国から様々な人が集まったため、まちの素地としてホスピタリティがあり、多様な人々が集まって新しい物を創り出してきたまちである。また神田は浮世絵師などが住むまちとして既にコンテンツ産業のまちであった等、なるほど江戸っ子気質がこのアキバのポテンシャルの素地であったかと納得のトークセッションでした。

【写真をクリックしていただくとトークセッションの様子がご覧いただけます】
インデクシング
インデクシング

1分間のプロジェクトPRにドキドキ!


 レビュー&プロモーション2009の最後を飾ったのは、インデクシングでした。
 インデクシングは1分という時間制約の中でプロジェクトのPRを行うものですが、今回は昨年より多い30プロジェクトが参加しました。内容はICT分野が多くOSやミドルウエアからアプリケーションソフトまで、また新素材や介護・福祉分野の成果も発表され、アキバテクノクラブの幅の広さと奥の深さを示すこととなりました。
 観客の皆さんもテンポよく行われるPRを楽しみながら、アキバの産学連携ではどのような成果のアウトラインを知ることができたことでしょう。さらに詳細をお知りになりたい方は、コンシェルジェがプロジェクトの代表者をご紹介しますので、是非事務局にご一報を!

【写真をクリックしていただくとインデクシングの様子がご覧いただけます】
パネル展示&鬼首&ASIMO
◆パネル展示&鬼首&ASIMO

大江山凱陣(おおえやまがいじん)、登場!


 受付を通るとホワイエの中ほどで、ASIMOが「本日はようこそ!」と出迎えます。その奥にはイベントの目玉であり、今年5月9日からの神田祭の祭礼行列でもお目見えする江戸の「ゆるキャラ」、大江山凱陣が高さ4Mもの威容を誇り鎮座しています。
  メイン会場に入ると展示スペースがあり、ATCメンバー等による30を数える産学連携の成果がパネルとデモで紹介されています。ここは拡大交流パーティ会場にもなり、展示やデモを楽しみながらのネットワークづくりが展開されていました。展示スペースと緩やかにつながる約200席の講演会場では、アキバ学の胎動を十分に感じることが出来るパネルトークやインデクシング等が行われました。

【写真をクリックしていただくと、パネル展示とホワイエの鬼首&ASIMOの様子などがご覧いただけます。】
拡大交流パーティ

◆拡大交流パーティ

今年もオシャレにおいしく?!ネットワークを育みました


 今年も色とりどりでかわいらしくつくばの食材によるお料理が並ぶ中、拡大交流パーティが始まりました。
  パネリストの方々やアキバテクノクラブメンバーの方々など交流の輪が広がり、パネル前でのデモンストレーションやASIMOや大江山凱陣の鬼首のご紹介などPRタイムも盛り上がりました。 徳島大学と産業技術総合研究所からの珍しい焼酎の差し入れもありがとうございました!より有益な情報交換ができたのではないでしょうか?
 そして、宴もたけなわの中、神田一本締めにて江戸っ子気質を感じる交流パーティもお開きとなりました。

【写真をクリックしていただくと、パーティの様子などがご覧いただけます。】

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