アキバテクノクラブ共催
第4回東京まち歩き研究会を開催いたしました
(主催:特定非営利活動法人 日本ITイノベーション協会)
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2011/11/16 アキバテクノクラブ共催
第4回東京まち歩き研究会
■地域ブランドの創出に向けて
今回の東京まち歩き研究会は、ソーシャルメディアの活用を視野に入れたシティプロモーションや、ロケーションメディアとしてのサイネージの意義など、「まち歩きプラットホームの活用によるまちの活性化」をテーマに開催されました。はじめに、東海大学文学部広報メディア学科教授で総務省地域情報化アドバイザーでもある河井孝仁氏より、「シティプロモーション −ソーシャルメディアの活用も視野に−」をテーマにお話をいただきました。地域ブランドの効果的な形成に向けて、的確なバトルフィールドの設定、コンテンツの確立、ソーシャルメディアも活用したフローの整備、協働と地域経営を通した担い手の確認、多面的評価を通した持続化といった5つの要素が不可欠であることを、宇都宮市や島田市での事例も交えてわかりやすくお伝えいただきました。
(写真をクリック頂くとご講演の様子がご覧いただけます)
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■マルチスクリーン化するデバイスとコミュニケーション
次に、デジタルメディアコンサルタントでデジタルサイネージコンソーシアム常務理事の江口靖二氏より、「ロケーションメディアとしてのサイネージの可能性」をテーマにお話をいただきました。デジタルサイネージとは、「ロケーションに最適化されたインターネット」であるという定義づけの上、今後は、スマートフォン、タブレット、スマートTV等とともに、様々な大きさのスクリーンをロケーションに応じて使い分ける時代となり、スマートTVの普及により「チャネルからアプリへ」とコンテンツの重心が推移する中、統合されたコンテンツ・マネージメント・システムに加え、アプリケーション・マネジメント・システムが欠かせないものになることをお伝えいただきました。
最後に、デジタルハリウッド大学大学院教授の荻野健一氏より、アキバで実施予定のまち歩き実証実験についての進捗状況を紹介いただきました。アキバのクリスマスではハプニングに溢れた時間が過ごせそうです。
(写真をクリック頂くとご講演の様子がご覧いただけます)
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■地域コミュニケーションの活性化に向けて
デジタルサイネージに、タブレット。スマホにスマートTV。これからは、まち歩きを楽しみながら、多様化したデバイスを通し、今いる場所でほしくなる情報を、最適のタイミングで交換しあうことが可能になるとのこと。交流ゾーンとアキバの街をスマートデバイスでつなげば、このエキサイティングな情報交換の時間を、アキバエリアでシェアし、更に関心を呼ぶ試みへとつなげることも可能になるのかもしれませんね。
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