アキバテクノクラブ
イベント
コンセプト
イベント
メンバー活動紹介
ATCメンバーリスト
ポッドキャスティング
イベントスケジュール
+お問い合わせ
+サイトポリシー
+個人情報保護について
ホームへ戻る



  2018年度第7回アキバテクノクラブオープンセミナーを開催しました
               


見学会の様子

2019/1/24
2018年度第7
回アキバテクノクラブオープンセミナー
 
【見学会】:WE WORK アイスバーグ
       日高久美子氏/
       WE WORK JAPAN ヴァイスプレジデント
                     広報・渉外担当
【座談会】:高橋正巳氏/
       WE WORK JAPAN ゼネラル・マネジャー


■ WE WORK アイスバーグ見学  

 WE WORK原宿は、氷山を模した奇抜なガラス張りのビル、ジアイスバーグにある。 第7回アキバテクノクラブオープンセミナーはWE WORK JAPANの旗艦店ともいえるこのWE WORK アイスバーグの一階のオープンスペースの 見学から始まった。

 まずは、WE WORKメンバーならば無料で利用できるドリンクサービスのコーナーで各自好きなものをチョイス。残念ながらビールのサーブは18時からのため利用できなかったが、こちらも無料だそうだ。 アイスバーグ入口には会員でなくても利用できるカフェとちょっとした待ち合わせスペースがあり、WE WORKスタッフのいるカウンターから先がWE WORKのスペースとなっている。

 WE WORK アイスバーグは1、2階がオープンスペース、3階からは専用スペースとなっている。 アイスバーグに入ってまず目に入るのは2Fまでの吹き抜けのあるオープンスペースだ。オープンスペースはカフェのような空間になっていて、テーブルでパソコンと向き合う人あり、ソファで歓談する人あり、自分らしいやり方で仕事ができる解放感あふれるワークスペースとなっている。

 奥にある会議室は会員であれば自由に使うことができ、広さも2〜3人の打合せができる小規模の会議室から10人くらいの会議室までいくつかの大きさが用意されている。それぞれの会議室の使用頻度や使用時間はデータとして蓄積され、効率的・最適な会議室を作り上げる貴重なデータとなっているそうだ。開放的な空間に合わせて会議室はガラス張りではあるが、広げられたパソコンの画面が読み取れないようなフィルムが貼られていて、情報セキュリティも確保されている。

 2Fにあがる階段の幅は世界中にあるWE WORK共通の幅で、いわく、すれ違いざまにハイタッチができる幅なのだそうだ。そのほかにもWE WORKならではと思われるスペースが、ウェルネスルームだ。ここは祈りの場であったり、授乳スペースなどとして使える施錠可能な空間となっている。多様な働き方に対応できる柔軟さ、コミュニケーションを大切にする精神が反映されていると感じた。

 3階からはプライベートオフィスなどのある専用スペースとなっている。プライベートといっても規模は様々。一人オフィスもあれば、十数名規模のオフィスもあり、ここもガラス張りのオフィスだった。
普通のオフィスであれば、他企業のスペースは受付や扉で閉ざされているが、ここでは隣のオフィスで働いている様子がガラス越しに見える。これも会員同士のコミュニケーションにつながるという計算なのかなと感じた。こうして30分の見学が終わった。

(写真をクリックいただくと見学会の様子がご覧いただけます)

座談会の様子

■WE WORKは黒船か。  

 見学後は、WE WORK JAPAN ゼネラルマネジャー高橋氏を囲んでの座談会が行われた。不動産、建設、ユーザーの立場から様々な質問が高橋氏に投げかけられた。
 主な質問は『WE WORKを選ぶメリットとは』『WE WORKの新しいビジネスモデルは日本に馴染むのか』の2点だった。

 まず、『いろいろあるシェアオフィスの中でWE WORKを選ぶメリットとは』について

 『WE WORKはシェアオフィスビジネスではなく、メンバーシップビジネスであると考えている。シェアオフィスがスペースを貸すビジネスモデルであるのに対し、メンバーシップビジネスは、メンバーになってオフィスを使うというビジネスモデル。特定のセグメントではなく多様な企業が一つところにあることにより、気づきが生まれたりする、そのようなスペースの提供をしていることが1つのメリットと言える。
 また、拠点が多数あることによりサテライトオフィスとして使えば、その日都合の良い場所をオフィスにすることができる。また拠点が増えることでメンバーも増えつながるチャンスもふえていくというメリットもある。
 スタートアップ企業に対しては、銀座や表参道にオフィスを構えることができ、世界中のWE WORKオフィスからの知見により考えられたオフィス什器や、受付・清掃・郵便などのサービスもあり、入居即仕事ができ、初期投資も抑えることができるメリットがある。』 とのことだった。

 『WE WORKの新しいビジネスモデルは日本に馴染むのか』という質問に対しては、
 『海外からの新しいビジネスモデルは黒船と呼ばれることが多い。WE WORKは変革をもたらすという意味では黒船なのかもしれないが、オフィスの新しい使い方、あり方を提案していると思っている。かつてサーバーを自社で持っていた時代から、サーバーを借りるのが当たり前になったように、これからは、オフィスも単なる『場所』を提供するのではなく、オフィスをどのように使うのか、社員の働きやすさが求められるようになってくる。日本のオフィスも自社ビルを持つ時代から、今までとは違う多様なあり方に対応していくようになるだろうし、WE WORKはその手伝いが出来ると考えている。』とのことだった。


 橋ゼネラルマネジャーの言葉からは、「ユーザーが笑顔でいること」「常に様々な刺激があること」この2つがWEWORKが提供する大切な要素なのだと感じた。 1時間という短い時間ではあったが刺激的で楽しい見学会、座談会だった。



(写真をクリックいただくと座談会の様子がご覧いただけます)

  ▲topへ →アーカイブリストへ