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  2020年度第1回アキバテクノクラブオープンセミナーを開催しました
       


オンラインセミナー

2020/7/9  
2020年度第1回アキバテクノクラブオープンセミナー

 
講師:荻野健一氏
/デジタルハリウッド大学大学院教授

テーマ:「withコロナの時代
       〜これからの大学教育〜」
 

 
2020年度第1回のオープンセミナーは、「withコロナの時代〜これからの大学教育」 と題して、デジタルハリウッド大学大学院教授・荻野健一氏による講演を行いました。 新型コロナ感染防止対策の観点から、また今後の趨勢としてセミナーもオンラインで行うようになっていくだろうということで、アキバテクノクラブでは初めてのオンラインによるセミナーとなりました。

 まず、荻野先生からは、コロナ禍の中で、急遽オンライン化に踏み込まざるを得なかった大学の対応と苦悩。思考錯誤のオンライン講義の中で見えてきた課題と工夫について実際の体験を交えながら大学の今の状況を語っていただきました。

 次に今後、大学教育はどのように変化していくのかという点について、大学のオンライン化が急速に広がる中で、リアルな大学の存在意義が問われるようになると荻野氏は考えています。どこで、誰から、どう学ぶのか。オンライン化によって時間や場所、年齢の制約から解き放たれ、学んだことを実社会で生かすことで自己実現する。今後は大学がそのような学びをどのように支援していくのかが問われていくのかもしれません。

 「Ikigai」(生きがい)は2016年に発表された一冊の本「ikigai」によって注目されるようになった日本語です。この著書の中では、「あなたが好きなこと」、「得意なこと」「世界が必要としていること」「報酬が得られること」が重なった中心に「生きがい」があると説いています。「生きがい」は自己実現と言ってもよいかもしれません。荻野氏は日本を「自己実現大国」にしたいとおっしゃいました。その人が存在する意義、多様性を担保するような教育が大学の目指すところになっていってほしいと感じました。 参加者のおひとりで今年4月に開講した「iU 情報経営イノベーション専門職大学」教授でもある久米信行氏との対談も交えた1時間の講演はあっという間に終わり、その後、参加者から講師への質問や、感想が寄せられ、初めてのオンラインセミナーを盛会のうちに終えることができました。
ご参加いただいた皆様、荻野先生、ありがとうございました。

*当日の資料の一部を掲載しました。ご興味のある方はこちらをクリックしてください。




(写真をクリックいただくとオンラインセミナーの様子がご覧いただけます)

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